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暑中見舞い/コラムの誘い水です。

 投稿者:66卒/高橋増郎  投稿日:2006年 8月21日(月)13時16分50秒
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  最後のツメ?


● 中学の頃からサッカーに興味があったのだが、指導者がいるわけでなし、部活があるでなし、
全てが自己流。同じクラスのサッカー好きが集まって、大きな輪を作ってただただ蹴るだけだった。
そうこうしているうちに、1年の終わり頃に右足親指のツメ(爪)が剥がれた。
先ずツメの付け根が薄く紫色に死んで、そのうち1週間ほどすると
ツメ全体が浮いてくる。押すとふわふわした感じで、左右にずらすと
気味悪く動いたりする。それでも別段に痛いわけではないので、
絆創膏で指先をぐるぐる巻きにして、なお昼休みや放課後にボールを蹴る。
そのうちにまた1週間ほどすると、いよいよツメ全体が浮いてくる。しかも嫌な臭いを発してくる。
いままでに嗅いだことはないのだが、もしかしてこれが死臭というのかもしれないと、
思えるような臭いだ。手の甲につばを付けてこすると発する、あのくさい臭いに、
冷蔵庫の隅で腐りかけた大根のへたの臭いを加えたような…??。
その頃には紫色はほぼツメの全体に広がり、ツメそのものが完全に死んでいるのは明らか。
つま先を持ち上げると、1〜2mmも浮いたりする。かろうじて付け根が
つながっているだけ。ツメがこんなにブラブラしていても、決して痛くない。
● なぜ付け根だけで、しつこく付いていたかというと、
若い、新しいツメがなんとか格好がつくまで死にもの狂いで保護していたのだ。
一方、新しいツメは、皮膚の一部が堅くなっただけの初々しい形で、
死んでゆく親のツメの庇護の元に護られながら懸命に早く大きく
なろうと頑張っているわけ。
● その後、中学2年3年と、布製のいわゆるズックで蹴り続けたせいか、
このようなツメ剥がれ事件を3回ほど経験した。全て右足の親指であった。
最近ではきちんと「インサイドキック」や「インステップキック」を教えるから
このようなツメ剥がれなどはないのだろう。
 

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